Feedback Sheet 「塗装工事 つや加減」
現象
桧カウンターのジョイント部分に「しみ」が発生した。(引渡し後、約2年経過)
原因
ジョイントの小口は、木の切り放しのため素地になっている。
ここに、雑巾での清掃の際に水分や、味噌汁をこぼしたりなど、何かしらの
水分が染み込み、「しみ」が発生したと思われる。
対策
小口部分も、天板と同様に、クリア塗装処理を行なう。
または、ジョイント部分に予め「面」をとり、シール処理を行なう。
ただし、シール処理は「見た目」もあるので、施工前に施主に確認すること。
面をとらないで、写真のような細い溝にシールを打つとシールが剥がれ易く
なるので注意。
写真のようなカウンターの木材のジョイント部分で、頻繁に水を扱う場合は、シール処理をしておいた方が無難だと思います。但し、シールの幅が≒5~6ミリ程度になるので、事前に施主様に確認したいです。