フィードバッック 塗装工事 of 日高ホーム(株)

Feedback Sheet 「塗装工事」

現象

     塗装工事の際には、お客様に事前に色の確認・決定をしていただいてから工事
    に入ります。
    しかし塗装工事が終わってから、お客様から「こんな色のはずではなかった」と言わ
    れてしまうことが、ごくまれにございます。



対策

     必ず色見本のサンプルを造り、お客様に見ていただき決定します。
    そのサンプルは工事が終わるまで保管しておきます。
    その際、大切なポイントがいくつかございます。

     1つ目は、なるべく大きな面の塗装サンプルを造ること。
    小さなサンプルの面で見た色と、実際の現場で大きな壁に塗った面で見た色とでは、
    色によっては濃く見えたり、逆に薄く見えたりと、サンプルと現場が違って見えるこ
    とがあります。これは目の錯覚なのですが、よくあることです。

     2つ目は、実際生活する環境のなかで塗装サンプルを見ること。
    外壁塗装のサンプルでしたら、外の太陽光の下で見ます。
    室内塗装サンプルでしたら、屋内で見ます。
    屋内の場合、お使いの照明器具は蛍光灯なのか?白熱灯なのか?も影響する
    場合もありますので、実際の照明器具の下で、塗装サンプルを見ていただきます。

     *小規模な塗装工事の際には、既製品の小さな色見本帳で決定したり、当日に
      現場の一部に試し塗りをして、お客様に見ていただき工事を進めることもありま
      すのでご承知おきください。



 ちょっと面白い話ですが、塗装のサンプル製作を業者に依頼すると、塗装屋の職人さんの心情(職人魂?)として、とても綺麗なサンプルを造ってくれる場合がります。綺麗にこしたことは無いのですが、サンプル通りにならないではないか!とお客様からクレームが付く場合もあります。塗装方法には<刷毛塗り><ローラー塗り><ガン拭き>と大きく3つあります。例えば打ち合わせのなかで刷毛塗りのはずが、まるでガン拭きしたかのような、刷毛目の無い綺麗なサンプルをお見せした場合、サンプルと現場が違うなどと言うことが発生します。現実的な状態でサンプルを造り、お客様にお見せすることが重要です。


塗装.JPGこれは店舗工事の際の塗装サンプルです。壁の実際の凹凸も再現してサンプル塗装しました。